MENU

鍼(はり)治療について

短い鍼と長い鍼を使い分けていきます。

鍼について

すざく鍼灸治療室の鍼灸治療は、”細くて短い鍼””太めの長い鍼” をご用意して、使い分けていきます。

通常の鍼灸治療院では、どちらかの鍼を流派によって決めて使用する場合が多く、圧倒的に多いのが ”細くて短い鍼” です。
「鍼を刺す」と聞いて、「痛いのが嫌!」「怖い!」と思う方が大多数です。そういうイメージの需要にならって ”細くて短く、痛くない鍼” を前面に出される鍼灸治療院が多いですが、それも使い方により正しく働きます。

「皮膚は第三の脳」と言われ、皮膚と脳はつながっていると言われています(ちなみに、第二の脳は腸です)。そのため、少ない刺激でも、治療には効果が得られると言われています。鍼に敏感な方やコリなど特に目立った症状がない方は、細くて短い鍼を選択し、不妊鍼灸・レディース鍼灸コースにおいては ”細くて短い鍼” を基本的に使用していきます。

”太めで長い鍼”は、体の奥にある筋肉(インナーマッスル)に鍼を届かせるために使用します。筋肉は何層にも重なり合い、体表にある筋肉は、マッサージや浅くて短い鍼でも届きますが、体の奥にあるインナーマッスルには短い鍼では届かせることができず、上手くほぐすことは容易ではありません。細い鍼では、凝り固まった筋肉には入りにくく、鍼にはある程度の硬さが必要になり、長い鍼は必然的に太くなります。
当治療室の鍼の使い分けは、その方のお身体の状態や感受性によって使い分けをしていきます。
鍼の選択は、納得をしていただいてからの使用になりますので、ご安心ください。

長鍼での治療について

長鍼は、下記のような症状でお困りの方におすすめします。

腰痛、肩こりだが・・・
・マッサージを受けてもなかなか治らない
・表面の筋肉でなく奥の方の筋肉がコリを感じて痛い
・短期間で効果を実感して、症状を改善したい

本来筋肉は、柔らかく収縮性があります。しかし、日常生活の中で一部の筋肉の使いすぎなどにより負荷がかかり過ぎている筋肉が圧迫され続けると血流が悪くなり、酸素不足になって筋肉が硬化します。すると、さらに血流が悪くなり、神経まで圧迫し、筋肉が硬化するという悪循環に体の深くにある筋肉(インナーマッスル)は体表の筋肉よりも陥りやすくなります。

インナーマッスルの治療には長鍼でなければ届きません。硬化した筋肉に鍼が届くと「ズーン」「ズシーン」という鍼治療独特の得気(とっき)や響き(ひびき)と言われる重い痛みを感じます。硬化していない筋肉に長鍼を刺しても、神経を圧迫していないため痛くありません。
このように生理学、解剖学的に根拠のある治療法を当鍼灸治療室では取り入れて行っています。

鍼治療のメカニズム

鍼治療のメカニズムは、さまざまな角度から説明ができますが、長鍼の治療では筋肉内の血管を広げる反射(軸索反射)の作用で説明をしていきます。
身体は、鍼が入ってくることで、それを異物と体は判断し、防衛反応で筋肉がいったん収縮しますが、一定の時間置鍼することにより、軸索反射で筋肉内の血管が広がり新しい血液が入り込みます。
硬化していた筋肉が血流がよくなることで痛みの物質も流れ、筋肉が弛緩していき、神経を圧迫されなくなることで、痛みの悪循環サイクルを崩し痛みが消えていきます。